第9回 『それぞれのキャラの、好きなもの嫌いなものは?(東編)』

「うーん、眼鏡の兄ちゃん見つからないな」
「人形のお姉ちゃんも見つからないの」
「向こうに用がある時は、急に出てくるのにな」
「探すと見つからないんだよね……」
「くっくっく、情報部は隠れるのも仕事ですから、って言ってたもんな」
「淳くん、そっくりだね!」
「若者たちが、すいぶんと黄昏てるな。
何か困り事か」
「ラッキー、刑事の兄ちゃんだ!」
「こんにちは」
「で、本当に困り事か」
「にっしっし、刑事の兄ちゃんにあったから、コマリゴトは解決したって」
「解決なの」
「どういうことだ?」
「皆に聞きたいことがあって、知り合いを探してたんだ」
「ちょっとだけアンケートにお答えいただきたいの」
「なるほど。街の人に愛されるのも、警察官の勤めだ。
別に仕事がさぼれるから付き合うわけじゃないぞ」
「でさでさ、刑事に兄ちゃんの好き嫌いを教えて欲しいだけど」
「……それは難しい質問だ」
「何で、簡単じゃん」
「逆に聞かせてもらうが、二人は犬が好きか?」
「大好き」
「マリーさんと仲良しだもんね」
「ゾウは?」
「おっきくてカッコイイよな!」
「優しそうな感じがして、好きなの」
「そうか。ゾウと言えばだな、あの鼻は大きいだけじゃなくて凄いんだぞ」
「数キロ先にある、水飲み場の匂いが分かるそうだ。
普通は近くても水の匂いなんてわからないだろ?」
「すっげぇ!そうなんだ!」
「刑事のお兄さん、物知りだね!」
「ああ、動物のことならいつでも相談にのるぞ。
特に仕事中に聞いてくれると、なおよしだ」
「分かった!」
「それじゃあ、俺は仕事に戻るさ。
二人も危ないところには近寄らないようにな」
「刑事の兄ちゃんさ、仕事頑張ってな」
「ばいばーい!……って、あれ?」
「あっ、質問に答えてもらってない!」
上手く誤魔化されましたので、不明です。

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